Vol.11
DVD映像で蘇る 高校野球 不滅の名勝負
プロローグ
負けたら終わりの一発勝負に秘められた人間ドラマ――。
記録と記憶に刻まれるエースたち。
[記憶に残る名場面]
PLAY BACK THE GAME
1982年夏 準々決勝
池田(徳島)-早実(東東京)
[巻頭スペシャル 早実バッテリー座談会]
荒木大輔[元ヤクルトほか]&松本達夫
こんな負け方は初めてだったから、「もう一度」と言われても......、やりたくないよ(笑)。
[やまびこ打線の源流]
蔦 文也[池田・元監督]
力で相手をねじ伏せる強力打線の覚醒。
[記憶に残る名場面]
PLAY BACK THE GAME
1973年夏 決勝 銚子商(千葉)-作新学院(栃木)
[名門・CHOSHOが下した決断]
ノーヒットで1点を取る野球を追求。
銚子商の江川卓(作新学院)対策
[記憶に残る名場面]
PLAY BACK THE GAME
1989年夏 決勝 帝京(東東京)-仙台育英(宮城)
[届かなかった、みちのくの夢]
大越 基[仙台育英 現早鞆高校監督]
悔いはない。ただ、もしサインに気づいていれば...
[連載 甲子園歴史館探訪]
仙台育英・大越基のユニフォーム&帽子
[コラム エースたるもの]
記憶に刻まれた「名投手」 特選四番
1971年夏 決勝 桐蔭学園(神奈川)-磐城(福島)
1977年夏 決勝 東洋大姫路(兵庫)-東邦(愛知)
1982年夏 1回戦 佐賀商(佐賀)-木造(青森)
2003年夏 3回戦 東北(宮城)-平安(京都)
[夏の高校野球年代記]
甲子園熱球史(11)2005年~09年
[コラム・記者席から]
ダルビッシュのすごさ。
次回予告
第12号
平成の怪物、甲子園を席巻。
松坂大輔、PLとの死闘制す
1998年夏 準々決勝 横浜ーPL学園
第80回記念大会は例年よりも7校増の55校が名乗りを上げた。
参加校数の多い埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫がその対象。
節目にふさわしい熱戦が展開され、
のちにプロ野球で活躍する有力球児が躍動。
史上5校目の春夏連覇を目指した横浜は、準々決勝でPL学園と激突。
名門校同士の顔合わせは球史に残る名勝負となった。
試合は延長17回にまで及ぶ展開となり、最後は横浜が意地を見せた。
平成の怪物・松坂は250球、17回を投げ切るともう、余力は残っていなかった。
クローズアップ
「YOKOHAMA」が誇る伝説のエース 松坂大輔[横浜]
背番号1と心中した名将の決断 渡辺元智監督[横浜]
延長17回を戦った名門校の矜持 PL学園[大阪]
連載 甲子園歴史館探訪
保存版 夏の甲子園年代記