Vol.9
DVD映像で蘇る 高校野球 不滅の名勝負
プロローグ
優勝旗はついに北の大地へ。
駒大苫小牧、北海道勢初の栄冠。
[記憶に残る名場面]
PLAY BACK THE GAME
[現監督が語る、あのとき&これから]
佐々木孝介[駒大苫小牧 当時主将、現監督]
いつだって本気で。
コマトマの故郷 苫小牧ってこんな町
[苫小牧の名将・金子満夫氏から見た香田監督]
北海道かだら「できない」なんてことはない。
それを香田監督は私たちに教えてくれた。
[証言 激闘の記憶]
林 裕也[駒大苫小牧、東芝]
香田監督は、厳しさの中に愛情があった。
信用しようと、心から思える人でした。
[コラム 北海道と高校野球]
北のケミストリー。
[春夏連覇に届かなかった2年生エース]
福井優也[済美、広島]
あの負けがあったからこそ。
[届かなかった夢の力]
上甲正典[済美監督]
球運、我に味方せず――。
[コラム・記者席から]
もうひとつの強豪。
[連載 甲子園歴史館探訪]
済美・高橋勇丞のバットと鵜久森淳志のユニフォーム
第86回全国高校野球選手権 大会回顧
2004年 あの夏のヒーロー
ダルビッシュ有[東北]ほか
[夏の高校野球年代記]
甲子園熱球史(9) 1993~98年
激戦の勇者 TEAM FILE
駒大苫小牧&済美
次回予告
第10号
バットを振らずに生まれた伝説。
ゴジラ松井、5打席連続敬遠。
1992年夏<第74回 2回戦>明徳義塾[高知]ー星稜[石川]
それは甲子園の歴史の中でもとりわけ異質の光を放つ伝説になった。
2回戦としては指折りの好カード、
優勝候補として目される明徳義塾と星陵の対決。
ここで明徳義塾の策士・馬淵史郎監督はある戦術を実行に移す。
星稜の四番、「ゴジラ」松井秀喜にバッティングをさせない――。
彼のすべての打席で敬遠策を用いたのだ。
その作戦は勝敗に、甲子園に、ファンに、そして当人たちに何をもたらしたのか。
23年が経過した今、あの「5打席」の意味を考察する。
クローズアップ
甲子園ゴジラ伝説
松井秀喜[星稜]
「勝負」を回避した理由。
河野和洋[明徳義塾]
指揮官の目
馬淵史郎[明徳義塾]&山下智茂[星稜]
連載 甲子園歴史館探訪
松井秀喜[星稜]のユニフォーム
保存版 夏の甲子園年代記